江南義塾盛岡高等学校

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学校案内あいさつ

あいさつ

理事長・校長の写真
理事長・校長の写真
創立130周年を迎えて

 明治25年に創立した本校が、明治・大正・昭和・平成・令和と時代の波を乗り越え幾多の変遷を経て、歌人石川啄木をはじめとする1万有余の優秀な人材を県内外に輩出し続け、晴れて創立130周年を迎えましたことは、教職員及び生徒ともども誠に喜びに堪えません。
 この130年の間に、加賀野、下小路、大沢川原、そして現在の前九年と校舎も移転拡充され、校名も育英学舎、学術講習会にはじまり、時代の要請と共に数度の校名改称を経て現在の江南義塾盛岡高等学校に至っております。
 今日、世界はかつてない社会構造の転換期を迎えており、我が国もめまぐるしい変化に追われております。このような中で、社会の変化を踏まえた新しい学校教育のあり方も求められますが、たとえ時代が変わろうとも、創立者である菊池道太先生が礎とした建学の精神、校訓である「公明正大、自主独立、勤倹力行」つまりは「徳性を身に付けた人間づくり」に対する基本的な想いを大切にし、豊かな社会をつくる担い手を育てていくことに変わりはありません。
 「徳性を身に付けた人間づくり」教育の中で重要なことは、知識や技術・技能に偏ることなく、しっかりと物事の善悪や正否を判断できる正しい価値観や倫理観を持ち、主体的に行動できる人材を育てることであります。
 本校では元号が令和にかわることを機に全校生徒で「江南スタンダード」を策定し、その実現へ向け日々生徒会を中心として活動しているところであります。
 創立以来の本校の教育の原点を見失うことなく、これからも輝かしい歴史を刻み続け、明るい未来の創造に大きく寄与できますよう、今後も関係の皆様との絆を大切にし、教育活動を真摯に実践してまいりたいと、意を新たにしております。