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あいさつ
 
校長先生
理事長・校長 鷹觜 文昭

 本校は、明治25年9月菊池道太先生により、当時県下に一つしかない盛岡中学校入学のための予備校「育英学舎」として、盛岡市加賀野に創設されました。翌月には「学術講習会」と改称され、明治30年には日影門外小路に移転し、明治33年に「江南義塾」と改称されました。幾多の変遷の後、昭和25年から「岩手橘高等学校」となりましたが、平成7年開学の精神に立ち返りさらなる発展を期して、「江南義塾盛岡高等学校」と改称され現在に至ります。今年度130年目を迎えます。

〈建学の精神・校訓〉
 1892年、明治25年9月に創設されるに当たって、建学の精神と校訓が制定されました。
 それは、「公明正大 自主独立 勤倹力行」であり、当時、近代化を目指していた我が国は、単なる「富国強兵国家」ではなく、「有徳国家」にもなるという高い理想の実現を目指しているなかで、この精神は大変重要な意味を持っていたと言われております。
 まず、自分の心をコントロールできる強い意志を持ち、他人に頼らない「自主独立の精神」が人間としての最も大切な精神の基盤であることを示しています。
 また、日本人は昔から「徳」を大切にしてきた民族です。人が人として守るべき道徳の基本として、「正直であれ」、「卑怯なことはするな」、「約束を守れ」、「人に優しくあれ」、「人に迷惑をかけるな」、「何事にも誠実にむかえ」、「ものを大切にしろ」と言ったことを教え、伝えられてきました。
 これが、「公明正大 勤倹力行」であり、普遍的且つ今日的に強く求められているものであり、本校教育の根幹となっているものであります。

〈教育目標〉
 30年後の大木をめざす「人間作り教育」
 いまの高校生は、30年後には、年齢が40歳代後半から50歳のまさに社会の中核となる人間であり、30年後の日本の社会を背負う人間です。
 本校は、どのような社会状況においても、人や社会のために、涙や汗を流すことのできる人間作りを目指しています。

〈重点目標〉
 教育目標を踏まえ、日常の実践活動としては、「基礎学力」を身につけること、社会生活に必要な基本的な行動様式としての服装・態度・言葉づかいなどの「躾け」がされていること、且つ、体力・気力があり、問題解決能力が優れていること等、長い人生を豊かに生きていける人間の育成を目標に教育(共育)に当たっております。その中で、特に社会人として自立するために、最低限身につけなければならないこととして、
 (1)「休まない、遅れない、人間関係(ヒューマンリレーションズ)を上手にする。
 (2)「正々堂々まっすぐ生きる」
この2点を重点目標として指導に当たっています。
 もとより、決して切り捨てる教育ではなく、一人ひとりを生かし粘り強く育てる教育をモットーにして、校長以下全教職員が一丸となって取り組んでいます。この本校の人材教育と職業教育等の多年にわたる実践により、特に岩手県知事から私学教育表彰の栄にも浴しています。

〈具体的実践〉
 「いじめ」や暴力、喫煙のない学校。授業、部活動、学校行事に本気で汗を流し、声を出し合う学校。自宅にいるより学校のほうが楽しいと思える学校づくりを目指しています。そのために次のような指導を毎日粘り強く行っています。
 (1)毎日朝夕の登下校指導、職員輪番による挨拶運動
 (2)担任による毎日のHRでの昼食指導
 (3)昼休みの職員輪番の校内巡回指導
  

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